木村健一の留学体験麻生あかりのヤンゴン日記

なぜミャンマーに? 2003/4/6


 一番聞かれるのが、「なぜミャンマーだったのか?」と言う事だ。麻生さんのエッセーにもありますが、私もよくよく考えてこの国に決めたわけではない。もう直感としか言いようが無い。「この国にしよう!」ミャンマーに住むようになって、7回目のティンジャン(水祭り)を迎えようとしている。大学も4年間で無事終了できたし、今また新しい仕事に向かって充実した生活を送っているのが、答えになるだろうか?「自分にとって正しい選択」になったと思う。まず留学を決めるまでのいきさつもよく聞かれるので、いろいろ適当に答えていたが、真剣に自分自身に問い掛けると、以前から私は「人生二毛作」と考えていた。若い頃からがむしゃらに働いて、時代もバブリーで追い風に乗って、飲食店を何軒も出店してのぼせ上がっていた時代もあった。確かに30代の後半にはもう自分にとっては充分な蓄財も出来ていた。それに歩調を合わせるように何か精神的には非常に疲れが続いていて、人生が何か薄っぺらい意味の無い事に思えてきて、今思うと40才になる頃には「ウツ病」の初期のような症状が出てきて(あくまでも自己診断)、もうやめちゃえと思ったわけです。

 それと同時に、若い頃大学を勝手に退学して母親に泣かれたあとに、口約束ですが「大学はいつか絶対に行き直す」と宣言したこと等も思い出した。本来勉強好きでも優等生でもない人間がそう思った頃には43歳になっていて、さてそれからが大変です。飲食店といっても一応有限会社の社長をやってたので、従業員は正社員40名くらいの小さな会社ですが、社長が「ハイ辞めます」で簡単に引退できる訳ではない。ずっと片腕としてついて来てくれた妹に社長業を継いでもらう準備に1年間かかった。その間にミャンマー語を週1回習ったりして留学の準備も始めた。

 そこで留学先をミャンマーに決めたのは、偶然でしかない。初めは中国とかフィリピンのセブ島にいい大学があるとか、どちらにしてもアジアの中で決めようと考えていた。また43歳から英語留学でも無いだろう、何かマイナーな語学を勉強したいと考えていた。その頃英語も家庭教師に来ていただいていたが、タイ語も3,4年間続けて勉強していて、バンコクにもレストランを共同経営だが出店していた。日常会話なら何とか話せる程度にはなっていた。、それでタイのチュラロコーン大学に、外国人を受け入れるスクールがあると聞いていた。私がタイ語を習っていた女の先生(タイ人)の夫は高校の大先輩で、このお二方の愛娘が当時そのスクールに学んでいて、電話で話したり資料を送ってもらったりしていて、わりに簡単に入学できそうなのでここに留学しようと決めていた。ところがこのスクールが私が会社を引退できそうになった頃、理由はわからないが急にクローズしたのだ。それで学校を見学のつもりでタイに来ていたのだが、バンコクにいても仕方が無いので、タイからふらりと2回目のミャンマーにやって来た訳である。偶然通りかかったヤンゴン外国語大学の前で、ガイドが「今この大学に日本人の留学生が14名います」と言う言葉がガーンと耳に入って来て、その瞬間にもうここに「留学」を決めたのかも知れない。

 それからがまぁ大変と言えば大変だった。引退は何とか妹も受け入れてくれて(1度決めたら私が絶対引かない人と知ってる故)、問題は今掲示板にお尋ねがあるように、私もどうしたら留学できるか全く分らなかったことだ。ミャンマー大使館に問い合わせても全くらちがあかないし、地方に住んでいるのですぐに大使館に出向くわけにも行かない。それでもう最後の手段として、ヤンゴンにある日本大使館に電話してみた。「留学?」と聞かれてしばらく待たされた後に、留学の経験がある女性職員が電話に出てくれて、確実ではないと前置きしたあとに、今現在留学してきている人達がそろえた書類の内容を教えていただいた。(後日、この女性には御礼をする機会があって「恩人」と呼ばさせてもらっている。)
*今は日本大使館は留学生の世話はしていないと思う。

 そんなこんなで、大学は1998年の9月からのスタートだったが、前年の末に晴れて会社も引退できていたので、3月にこの国やって来てWIN日本語学校で私1人ミャンマー語を個人指導してもらった。(今はこのコースは無い)そして、何とか少しは話せるようになって9月第4月曜日からスタートのヤンゴン外国語大学の学生に晴れてなれた時には、45歳になっていた。そして、今まさに人生二毛作を実践の日々がこうして始まった。

by 木村 健一

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