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水が出た!(続ジョーピンタ村) 2001/8/31


 急展開に話しが進むと言うのはこのことだろう。BAJがパガンで進めている井戸掘削事業の順番がいよいよジョーピンタ村に回ってきたという情報が入って間がないのに、次はもう水が出たという知らせが来た。何事も進行が遅いこの国にしてはナンと言うハイスピードな展開だ。本当に長年の夢であった井戸、しかも水質も良く水量も豊富だとか。村の人たちの喜ぶ姿が目に浮かぶようである。

 昨年隣のクドウ村に、BAJのプロジェクトが井戸を掘って、それほど遠くない将来ジョウピンタ村にも、長年の悲願である井戸が掘られるだろうという話しで、前回までの文は終わっていたと思う。井戸が無いこの村では、村人の生活は水を汲みに村外れの池まで牛車で往復しなくてはならない。牛の無い家では半日掛りの作業である。その池も昨年は干上がる寸前まで行ってしまった。電話も郵便局も電気さえない村であるが、水がなければ生活も農業もできない。

 私の家に2人の村人がいるので、いろいろな村人が村に里帰りした時に私の家に連絡が入る。ラッキーなことに残り24ヶ村もあったのに、次の掘削がジョーピンタ村に決まった。前の村長と今の村長が村から出てきていると聞き、ターリントンは自分から言い出しかねていたが、私のほうから家に泊めていろいろ話しを聞いた。BAJのプロジェクトは機械も全て作業員連れてくるのだが、その作業員の住む家や食事は村の負担ということで、ヤンゴン近郊に住む村出身者の寄付を集めに来ているらしい。何でもクドウ村は、作業が長引いて途中パイプが折れるアクシデントまであって、村が負担する食事代なども40万Ksになったことを、クドウ村の村長から聞いた村長は青くなったらしい。村にそんな余分な金はないし、前村長と金集めの行脚に出ることを決めたという。以前から、村には自分達で井戸を掘ろうという名目でこつこつ貯めていたお金も少しはあるが、まだまだ十分ではない。

 私の家を拠点に、近郊の町で成功している村人を訪ね寄付金を集めるためにヤンゴン中を駆け回ったようだ。誰しも村に井戸ができる事に驚き、たくさんの人がわずかずつではあるが協力してくれたようである。私も及ばずながら寄付をして、次回その水を飲む事を楽しみにしていると言った。すると、村長が男泣きに泣き、こちらも本当に感激してしまった。それから、7月の末に10学年の試験(大學受験資格を得る)に合格した何人かの若者がジョーピンタ村に、合格の報告に村に帰って行った。ちょうどその時BJAが掘削していた井戸に、960フィートで良い水脈に当たって水が出たそうである。水質も良いし、河川から遠く離れた内陸部なのに水量も豊富だそうで、早速隣村まで行ってバスケットフォン(無線形式の電話)で、連絡してきた。家にいる2人も大喜びで、ヤンゴンに点在しているジョーピンタの村人に報告して回っていた。たぶん今度村を訪ねるときは、その井戸水を飲むという楽しみがまた一つ出来た。村長も本当に安堵しているだろう。

 めでたし、めでたし!

by 木村 健一

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