ミャンマーで考えたことミャンマー大好き行ってきました

ミャンマーでよかった by 平松 隆行

2005/6/8

皆さま初めまして。ヤンゴン日本人学校に勤務して3年目を迎えた平松と申します。

日本人学校というのは、世界中にあり、そこへの勤務を希望する日本の教員が、面接試験を経て、文部科学省より派遣される仕組みになっています。ただし、派遣先は、文部科学省が決めるので、どこに派遣されるのか、全く分かりません。どこになるのか、ワクワクドキドキしながら待つだけなのです。

僕の場合も、日本とは違う環境である海外に行ってみたいと思い続け、ようやく日本人学校への派遣が決まった時はとても嬉しかったことを覚えています。

そして、派遣先がどこになるのか?

せっかくですから、行ったことのない日本とはまるで違うところ、それこそアフリカなんかいいなぁなんて思っていたのですが…。

そして、ヤンゴンでした。

僕は、ヤンゴンの空港に着いたときのことを珍しくちゃんと覚えています。妻の誕生日は忘れても、この日のことは忘れません。

ヤンゴンまでは直行便がないので、バンコクでトランジットして、バンコクより約1時間。バンコクからは、あっという間です。が、当時1歳半だった息子のタカボンが、長旅に疲れ、完全に飽きてしまい、飛行機の中で大暴れ!前のシート(品の良い白人の夫婦でした)を蹴るわ、機内食をひっくり返すわの大騒ぎ。僕はこの時、「あぁ、ヤンゴンで良かった。アフリカだったら、この大騒ぎに何時間もつき合わなくてはならなかったのね。」と第1回「ヤンゴンで良かった」宣言を出しました。

そして、ヤンゴン空港に到着した飛行機から降りると、ほとんど明かりが点いていないのでとっても暗い。おかげで星がすごいきれい。星がきれいに見える国際空港って珍しい!そこから空港の建物まで運んでくれるバスは、オレンジ色の京王バス。うーん、渋い!珍しいもの大好きな僕としては、早くも第2回「ヤンゴンで良かった」宣言を出しました。

その後、毎日のように「ヤンゴンで良かった」宣言が出ているのですが、中でも、ミャンマーの人たちの親切さとたくましさは、ヤンゴンで生活する日本人ならば、誰もが感じることではないかと思うので、そのことを紹介させてください。

何でも直すミャンマー人

ミャンマーに来て、ミャンマーの人から教えられてことの一つは、いろいろな物がちょっと直せば、ちゃんと使い続けられるということ。

まず、ビデオデッキ。日本人学校には、何台かビデオデッキがあるのですが、カビだらけのビデオテープ(雨季の湿気がすごいのでカビが生えます)を入れるとすぐに映像が映らなくなります。日本だったら、クリーナーテープなどを回し、それでもダメなら修理に出しますが、ミャンマーの人は違います。ドライバーでビデオデッキをあけ、中のヘッドを普通の紙で拭き掃除。なんと、これだけでほとんどの場合、元通りになるのです。ビデオデッキ=精密機械=自分じゃ直せないと思いこんでいた僕ですが、そうでもないことを教えてもらいました。

次に三輪車。息子の2歳の誕生日に買った三輪車は中国製。毎日のようにそれに乗って散歩にいっていたのですが、ある日、ハンドルから下が折れてしまいました。値段のことをいうのも何ですが、日本円で1500円ぐらいだったので、僕としては、捨てちゃうしかないかなと思っていました。でも、息子が気に入っていたので、家のスタッフがなんとか直してあげようと言いだし、あっちこっちの溶接の店に行ってくれて、ついにちゃんと直ったのです。ちゃんとといっても、若干曲がってくっついているようで、左に曲がりそうな雰囲気のまま直進する三輪車に生まれ変わりました。でも、息子はとても嬉しかったようで、今でもそれに乗っています。

最後に扇風機。これも中国製でした。(別に中国製品の壊れやすさを言いたいわけではないのですが、実際、よく壊れますね。)首の部分のプラスチックが砕けるように壊れ、さすがにこれは直らないでしょうと思っていました。しかし、これも中古品の山の中から、首の部分を見つけてきてくれて、直してくれました。

不思議なもので、こうして直してもらった物には、愛着がわいてきます。ちょっと曲がった三輪車なんて、かわいくて仕方ありません。

ミャンマーの人たちが、これだけ物を大事にするのは、やはり貧しい生活の中で、そう簡単に物を買えないという現実があると思います。けれど、物の豊かな日本から来た自分にとっては、目から鱗の落ちる思いの連続でした。

子どもに親切ミャンマー人

ミャンマーの人たちは、誰に対しても親切ですが、とりわけ子どもに対して親切です。日本だと、電車の中でも、ちょっと子どもがうるさくすると怖い顔で見る人が多いように思うのですが、ミャンマーの人は、若い人からお年寄りまで、ニコニコ子どもに笑いかけてくれます。

現在、うちの妻は、出産のため、2月末から日本に帰っており、私と息子の2人で暮らしています。といいましても、家には、お手伝いさんとベビーシッターさんがいるので、僕が仕事にいっている間は、息子の面倒を見てくれます。年齢的に言うと、お手伝いのノセイさんがお母さん、ベビーシッターのチーさんがおばあちゃんという感じで、息子も2人が大好きです。もちろん仕事ではあるのですが、それをこえた愛情を息子にかけてくれている感じで、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。

そのノセイさん、チーさんですが、昼寝をしないで遊んでしまう息子を寝かすために考えたついたことが面白い。息子は、本を読んでもらいながら寝る習慣がついていたので、本を読んであげたい。しかし、2人とも日本語はわかりませんから、日本の本は読めません。そこで、家にある日本の絵本に適当にミャンマー語訳をつけて読むことにしたのです。息子は、日常会話程度なら、ミャンマー語がわかります。これで見事、昼寝をすることができるようになったのです。その様子を想像しただけで、笑えるのですが、すごいアイデアです。

このように僕が「ミャンマー大好き」でいられるのは、もう完全にミャンマーの人々のおかげなわけです。

本当は、まだまだミャンマーの人たちの素晴らしいところを紹介したところですが、ちょっと長くなりすぎましたね。自分でも、こんなにいっぱい書いていることに気がつきませんでした。でも、そのぐらい、ミャンマーとそこで暮らす人々は魅力的です。偶然にやってきたミャンマーですが、本当によかったなぁと思います。これからも、もっともっと「ミャンマー大好き」になってしまう僕だと思います。

by 平松 隆行

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