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レストラン経営のことで、大きな動きがあったので、ここに記す。以下は10月の初めに日本の友人達に送ったメールである。(**)はあとで追記している。
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ミンガラバー
いよいよ分からない国です。4年前から営業している
ゼイヤミャイン公園のレストラン、先月半ばから、
ほぼ貸す相手が決まっていました。
賃貸料を貰って、後は税金から土地代、アルコールのライセンス料まで責任持つという借り手が現れて、ミャンマー式にすべて1年分前払い。これで一件落着と構えておりましたら。
9月のことです。
ウ・ミャライ(仕事上のパートナーの親父)が中に入って、店で唯一40過ぎ(?)の、アンジーウィン(今マレーシアで働いている)の兄が、責任もつから月々20万ks私の方に収めるので、続けて店をやらせてくれと言ってきました。新しい借り手は、スタッフを総入れ替えするので、店の皆が失業するからです。
今まで月にマイナス20万から50万ksが1年8ヶ月も続いている店です。多分出来ないだろうけど、しかし、その心意気に免じてOKしました。
10月1日 9月分の売り上げから20万ksもって家に来ました!!
(マイナス20万→プラス20万です。)
まるで魔法にかけられたような気分です。
どこかで流れていたお金にストップをかけたのか?
分かりませんが、とにかく約束どおり20万ksもって来ました。
いま、そのお金で(まだまだ足りませんが)改装に入りました。もう少しやらせてみようと、やる以上はいい店にしようと思います。
これで、大きな悩みの1つが、解決しました。
ミャンマー不思議不思議!
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実際、今10月の半ばだが、雨季もあけ今からが飲食業は活気ずく時期も後押しして、お客さんも増えてきている。営業開始してまる4年がたつ店です。
1年8ヶ月前から赤字に転落したのは、2004年1月から、飲食店にかかる税金、アルコールを扱うライセンス料の2つが同時にそれまでの12倍に跳ね上がったからです。(一挙に12倍の増税です!! これはたまらない!!)また、土地は国の物ですから、土地代も同時期に3.5倍にあがり、マネージャーから毎月税金分が払えない赤字だという報告を受けていた。
しかし、仏の顔も何とかで1年8ヶ月も赤字が続いて良くなる兆しが全く無いので、営業している意味もないし、改装費なども捻出できないので、だんだん店もスタッフも荒れた感じになって来ていた。また、丁度その頃から始めた旅行業で手一杯で、ほとんど店に私が顔を出さなくなったのも一因だと思う。
そこに、いろいろ買い手や借りたいという人達がやってきた。その中の一人に、東京に4年住んでいたシャン人の女性、同じようにビールなどアルコールを扱うレストランで成功しているやり手から、「買いたいのだけど」と電話をもらったのは、8月だったかな?店を案内させて、軽く売り上げなども聞いてた様子だったそうだ。(私は立ち会っていない)
彼女いわく「いい店舗だし、場所も悪くないし、しかし、高すぎるから私には買えない」値段のことは、仲介業者に任せているので、私としては、悩みが解決するのであれば、半額にしてでも売りたい気持ちがあったのだが、続けてプロである彼女が言った。
「木村さん。続けてやったほうがいいよ。あの店絶対やれるよ!会計がおかしいんだと思うよ。だから、1度スタッフを全部入れ替えて1からやったらいいね」と流暢な日本語で親切にアドバイスをくれた。
「スタッフを全部入れ替えたら」というのは、その後現れた、借りたいという人や、条件付で買いたいという人達がすべて口にした言葉だ。
悩んだ。患部は切り取りたいが、全員解雇となると、店を始めた理由が、そもそも自分の食いブチのためでないし、ミャンマー人に何か仕事を与えたかったのが動機なので、どうしたものか?この1,2ヶ月は頭を抱えていた。その時に現れたのが、店でお客さんの車番をさせていた40歳の村人である。
実直な性格で頑固で真面目、「自分の給料は要らない」といったそうだ。一人も解雇することなく、前のマネージャーもいながらにして(ビザが取れ次第マレーシアに働きに行かせるが)彼をトップに据えて、問題も起こらず動き出したのは。80%が同じ村人で、年配の人には逆らわないというミャンマー人の気質があってのことだと思う。
マネージャーの顔丸つぶれと日本人は思うかもしれない。この40歳代の男タンナイというらしい。名前も知らなかったくらいだ。マネージャーのおじさんに当たるらしい。問題ないわけだ。店の事でここのところ何度か話したが、寡黙で無駄なことは全く話さない。しかし、こんな人物が本当に信頼にたる人物なのだろう。
蛇足かもしれないが、会計を担当していた男が、田舎に用があるといって帰って(80%の村人と違う土地の出身)戻って来ていない。1年8ヶ月もお金が足りなかった原因もはっきりして来たようだ。
by 木村 健一
2005年 10月13日 早朝 |