芸能界NOW苦手な経済の話

美人女優ナンダーライン

2004/9/1


 いろいろな美人観があるでしょうが、ナンダーラインがミャンマーを代表する美人女優であることに異論を挟む人はいないでしょう。日本人にはあまり受けないコテコテの美人です。1950年代のハリウッド女優のような派手な顔立ち、かなりオーバーな演技。メイクも派手な顔の上にさらに派手な厚化粧、それは何も彼女の責任ではなくて多くの化粧を担当しているオカマさんが、めちゃめちゃ厚くどぎつくメイクアップするからです。ある時は睫毛にマスカラーたっぷり塗った上に濃い目のアイライン、目の周りはブルーのアイシャドー、口紅は真っ赤なルージュべた塗り状態。それに衣装が紫だと、紫のルージュにアイシャドー色合わせもほどほどにしないと、逆効果になることを解ってないようです。

 そんなナンダーラインですが、最近売りに売れています。映画、ビデオ映画、VCDカラオケ、VCD映画、TVのCM、特に本編の劇場公開の映画に関しては、ある人は「今ミャンマーには、2人しか女優はいないの。ナンダーラインとエンドラジョーズィン」と言い切ります。実際映画館にはめったに足を運びませんが、街を車で通っていても映画館の看板やテレビの中で映画の宣伝があっていると、必ずこの2人の女優が出演しています。今週買ったマガジンに新作映画5本が紹介されていました。その5本のうちナンダーラインは3本に主演しています。アカデミー賞を4度のモモミアウンや5度受賞したメイタンヌが、さすがに40歳を超えてヒロインが難しくなってきているし、アカデミー2度のテテモウはかつての勢いがありません。やはり2度受賞しているソーミヤトゥーザは、結婚して激太りしてちょっと今のままではヒロインは無理でしょう。上にあった重石が取れたように今現在この2名の主演が続いています。しかし、エンドラジョーズィンは、いまだ20代半ばですが30を超えたナンダーラインは、とにかく貪欲に(もう後がないという気持ちがそうさせるのか?)コメディに出たり、エンドラジョーズィンの母親役やったりと、出演依頼があれば何でもこなしているのか?とにかく超売れっ子の女優になってしまいました。

 ナンダーラインを実際に4度くらい見たことがあります。写真も一度彼女の許可を得て撮ったことがあるのですが、情けないことにその写真はピンボケ写真でした。残念無念! 6年前にストランドホテルのバウホールでファッションショーがあった時に初めて見たのですが、彼女が来る前はヤダナーキンという男性に人気のある色っぽい女優さんが座っていて、「美人だな〜」と思っているところに、遅れてきたナンダーラインがすぐ横に座わりました。もう彼女が座っただけで他の3, 4人いた女優さん、ヤダナーキンも全く目に入らないくらいナンダーラインは圧倒的にきれいでした。次に会ったのはトレーダーホテルで、テレビドラマに日本人が必要というのでエキストラとして出演した時、2日間にわたって至近距離で彼女をじっくり見ることが出来ました。1日目は出演場面がないのかほとんど素顔でした。2日目はエンドラジョーズィンと火花を散らした撮影が始まり、私はなんとそのエンドラジョーズィンの左横に座っていました。エンドラの右横がトップ男優のドゥエー、そこへナンダーラインがこの2人を見つけて話しかけるというシーンを3回くらい撮影して、次にエンドラジョーズィンをアップで撮って、そのシーンの撮影は終了したようです。その時に、年下のエンドラジョーズィンがナンダーラインをどんな風に呼ぶかを、注意深く聞いていました(なにしろ真横に座っているわけですから)。ミャンマーでは親しかったり仲がいいと、ニックネームで呼んだり、この場合ナンダーラインが年上ですので、「アマー」(お姉ちゃん)と呼ぶのが普通ですが、エンドラはフルネームで、マ・ナンダーラインと呼んでいました。これは結構ミャンマーではあまりないことで、この2人があまり親しくないということをあらわしています。しかし、もう3年も前のことなので最近コメディ映画で親子の役で共演もしていますし、今は仲がいいかもしれません。次に見たのは、ヤンゴン外国語大学の前に「FUJI」という高級喫茶店&レストランがあるのですが、その頃学生だった私は、そこで昼食をとっていました。なにやら映画の撮影があっているようで、ドゥエーやルインモウ等トップ男優の共演に加えて、ナンダーラインも絡んだ野外での撮影でした。その日のナンダーラインは茶髪で赤っぽいタメイ(女性用ロンヂー)を着て、実に美しく、絶世の美女といえると思います。これほどの美人をかつて目の前で見たことがないような気がします。当時彼女は27歳くらい、まさに満開の花を思わす美貌でした。また、彼女が絶対に他の誰にも負けない分野があります。ポスターとかカレンダーなどの正装して撮った写真は、まず誰一人かなう人がいません。いろいろ見ましたが髪をアップにしたりして正統派の装いでは完璧な美しさです。ひと頃世界一の美女といわれていたエリザベス・テーラーがそうですが、ナンダーラインもカジュアルな格好をするとガクンと魅力が落ちてしまいます。全然似合わないし少々太り気味の体型が目立つし、それは演技でも同じことがいえます。普通の格好で出てくると全くかっこよくない、ここがエンドラジョーズィンとの大きな違いです。エンドラはどんな格好をしても実によく似合うし、お金持のお嬢様から貧しい農民の娘までたくみに演じることが出来ます。ナンダーラインは逆に、今流行のモデゲと呼ばれる若いモデルガール達と共演すると、暑苦しいくらいにグラマー(最近やや太り気味)な体型が目立ち、スクリーン上では常に一番美しいわけではないようです。

 この美女ナンダーラインが好ましく思えたのは、1999年の年末にトゥワナ競技場で行われたアカデミー賞の授賞式でした。その頃のヤンゴン外国語大学の同級生達とその授賞式を観に行っておりました。彼女は当時の恋人ウエルージョウと彼女の母親と来ていました。母親もかなり美しい御婦人ですが、ナンダーラインの未来を予測できそうな堂々たる体格です。彼女はその年の助演女優賞を受賞しました。現在5回もの主演男優賞を取っているヤンアウンがその時は4回目の受賞、ソーミャトゥザが2回目の受賞に輝いて、受賞のスピーチでは主演の2名は場慣れしているというか落ち着いて素晴らしいスピーチでした(内容の細かいことまでは留学2年目ですからわかりませんが)。一方、ナンダーラインは自分が受賞できるなんて予想もしてなかったのでしょう。スピーチの草案なども用意してなかったように思います。涙を流し「お父さん、お母さん、育ててくださった監督、応援してくれるファンの方々本当にありがとうございました」と留学生にもはっきり解るくらいやさしい言葉で正直な気持ちをそのままスピーチしたようでとても好感が持てました。当然いまは主演女優賞も狙っているでしょう。さてこの美人女優ナンダーライン、映画のギャラも今現在女優さんの中で一番高いそうです。もうしばらくはミャンマーNO.1の美人女優でいつづけると思います。

by 木村 健一

*管理人より
ナンダーラインの写真は
http://www.myanmar.com/fashion/december2001/image.htm
に掲載されています。

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